vol.1-10からなるバイクポロメール指南。
バイクポロ指南 ーvol.8ー
今回のテーマは「チーム」です。
このテーマは人それぞれチームメイトの組み合わせや各プレイヤー ごとに考えがや方向性が異なるところだと思います。
ここでは参考までにいま現在の小生のチームのあり方や理想を示し ますので参考にしつつ、自分なりのチーム観をイメージして実践してみて下さい。
ーチームー
バイクポロは3対3の競技です。 チームメイトはたった自分を含めたった3人しかいません。
当たり前のようですがこのことを再認識してみて下さい。
攻める、守る、得点を決める、ゲームを作る、ゴーリーをする、 これらを分けて考えるのは大変な間違いだと思います。
3人が全員これらのことをこなせた上で、 更により特徴を上乗せできるもの、、、 これがプレイヤーの個性ではないでしょうか。
また、チームで行う競技である以上、 3人が同じ意識で連動して動けることが大前提となります。
チームメイトは常にフラットな関係であることも望まれます。 ゲームに集中する為にはチーム内での遠慮などは無用です。
ゲームは生き物です対戦相手やゲームの状況などに応じて、 瞬時に対応していかないとうまくはいきません。
そのときどのように対処するかを話あえるかも重要です。 ポロやゲームに関して建設的に会話出来ることが望ましいでしょう 。
ゲームで何かが起こるとき、 良いことも悪いことも起きるでしょうが、 チームで戦っている以上、 どのプレイヤーが悪いということはありません。
全てはチームが作り出す状況の中で起こっていることなのでチーム で解決しましょう。
ゲーム中のミスはないに越したことはありませんが、 ミスを指摘している時間はありません。ゲーム、 ポロの目的は得点を奪う、奪われない、勝つ、 そこに向かってシンプルに考えればチームの答え、 やるべきことがみつかるはずです。
ゲームに同じ状況は二度とありません。全ての局面が応用編です。 ということはプレイに置ける解答は当然一つではありません。
一見、 パスミスや動き方の間違いに見えても出し手と受け手の意思がその とき一致していなかったに過ぎません。
一つのプレイに対してこれが正解、 間違いなどは存在しませんし誰にも分かりません。
その無限にある可能性を探り合って近い答えを導き出せるプレイヤ ーが3人いるのがいいチームだと思います。
その手助けになるのがvol.1- 10の中に出て来るセオリー的な動きです。
同じ状況が二度とないゲームの中でセオリー通りだったり、 崩したりしながらゲームを進めていく訳ですが、
3人がそれぞれセオリーをまづは認識していることも重要です。 その基本がなければ応用も出来ません。
最終的には人間性も大切かと思います。相手チームが強ければ強い程、 これが顕著に現れる気がします。遠征などはポロの試合だけするというわけではないのでチームとし てベストで試合に向かっていけるような関係をつくっておくことも 重要でしょう。
ここぞというときに信頼と尊敬できる人間でありプレイヤーなのが 理想です。
今回の指南は、「チームは同じ意識で連動して動くのが前提、 個性は最後の+α」です。
Tommy