バイクポロの世界選手権=WHBPCの2011シアトルとアフターイベントのイーストバンクラウン2011に参戦した日本のバイクポロプレイヤーのべ13名と小生の9/6〜20の15日間の旅行記。
※昨年の話です。
2011/9/9 第四日目
雷神@WHBPC 2011シアトル ↑
大関@WHBPC2011シアトル ↑
いよいよ試合が始まります。
日本人が初めて臨む世界選手権にいやがおうにも期待と緊張とが高まります。
いかにいっぱいいっぱいだったか、、、この日の日記には
レキップと朝食を。。。と試合結果。
それくらいしか書かれておりませんでした。
この日は宿が一緒だったジュネーブ(スイス)のヨーロッパ選手権3連覇チームのレキップと朝食のタイミングが一緒になりお互いの健闘を祈りつつ宿を後にしました。
この日を含め2日間は予選リーグが行なわれました。
各チーム10試合
初日は全60チームが3つのグループに分かれ5試合を行い
2日目に前日の順位により組み合わせが決まった残り5試合を行なう
成績の良い上位32チームが決勝トーナメントに進出する
というレギュレーションです。
初日は日本から参戦した3チームの
雷神(アーサー、クロウ、リキ)
大関(トミミネ、ホンマ、タイサク)
イエロースティックマニア(小生、ユウキ、マツド)
はそれぞれのグループに分かれ予選リーグに臨みました。
この予選リーグがスイスラウンドといいまして良く出来た仕組みになっております。
総当たり戦ではありません。
1試合目勝ったチーム負けたチーム、2試合目は勝ったチーム同士負けたチーム同士、どこに勝ったか負けたか、スコア、etc、、、などを考慮しつつ総当たりしなくとも順位が付くようなリーグ戦のやりかたです。
スイス人が考えたのでスイスラウンドといいます。
またこのスイスラウンドをするのに便利なソフトまでありポディウムといいます。
このソフトを使い、チーム、ゲームの結果などを打ち込むを順位や次の試合などが自動的にはじき出されるというものです。。。スイス人恐るべしです。オーサム!
ポディウム ↑
予選リーグ初日は5試合を行ないました。
大会中は余裕が無く自分たちのチームに集中するのが手一杯な状況でした。
試合がいつ、どのコートで行なわれるかなどにも注意していなければなりません。
そして初めて臨む世界選手権はスタートしました。
第一試合
負け イエロースティックマニア 1vs5 クレイジーカナックス
クレイジーカナックスはカナダのチームでこの大会で優勝するチームです。
小生の先制点で30秒ほどリードするも先制点を奪われ目の色を変えて攻め込んで来た彼等に対してなす術もなくあっという間にやられてしまいました。
彼等はホッケーのようなポロをするといった印象とシュートがとんでもなく強い速いという印象でした。
打たれた!と思ったら入っている。コースを空けてしまった!と思ったら打たれている。
そんなゲームでした。
ファールは取られませんでしたが、小生が肩ではなく腕でブロックにいった時に審判に抗議していたのが印象に残っています。かなり体が大きい彼等でしたが細かいなぁと。
※バイクポロは肩でのチャージはOKで腕で押したりはNG
第二試合
分け イエロースティックマニア 3vs3 ピンクなんとか
対オーストラリアのチーム。日記には勝てる試合を分ける、と記してあります。
こいつらあまりうまくないなぁ。そんな印象が残ってます。
がしかし自分のチームは完全に世界選手権の重圧にのまれているのか全くかみ合いません。
これが経験知の低さだと思いますが割り切ることもできずズルズル引き分けに終りました。
第三試合
勝ち イエロースティックマニア 3vs1 LAのチーム
正直あまり覚えていません。
記念すべき世界戦主権初勝利!!!のはずですがチームに漂う不穏な空気と違和感が拭えぬままゲームが終了し勝っていたという感じでした。
第四試合
負け イエロースティックマニア 1vs5 シアトルのレジェンドチーム
1998年にシアトル(世界で)で初めてバイクポロを始めたおやじチーム。
この大会で一番楽しかった試合でした。
前年のメッセンジャーレースの世界大会CMWCグアテマラで行なわれたバイクポロトーナメントでオーガナイズをしつつ参戦もしていたのがレオンとセバスチャンというシアトルのプレイヤーだったのですが彼等や地元の人々も“東京一番〜!”と応援してくました。
自分たちも思い切りぶつかることができ全て出し切ったうえで力負けした、、、そんな感じの印象が残っています。こんな試合がしたくて世界選手権に来たんだと。
負けた試合ですが充実感があった試合でした。
第五試合
負け イエロースティックマニア 1vs3 NYとどこかの混成チーム
第二試合同様よくわからない、噛み合ないまま負けてしまった。。。
そんな感じで終った試合でした。
1試合いいゲームをしたところでチーム状況は好転せず甘くはありません。
もやもやが残る試合となりました。
日本チーム初日の順位と試合結果
雷神(アーサー、クロウ、リキ)2勝3敗44位
イエロースティックマニア(小生、ユウキ、マツド)1勝1分3敗48位
大関(トミミネ、ホンマ、タイサク)1分4敗60位
どのチームも苦戦して初日を終了。。。
ちなみに、、、クレイジーカナックス1位、シアトルレのジェンドチーム8位でした。。。
1〜20位まではすごいチームばかり、決勝トーナメントは堅そうです。
残りの21〜32位の座を残りの40チームで争うことになりそうです。
下位の状況は拮抗しており1勝するかしないかで予選突破か脱落かが決まりそうです。
帰りは地元のプレイヤーに教えてもらった海が見えるダイナーでバーガーをかじりながら夕食。
もちろん試合の話などをたくさんしたと思うのですが
疲れからなのか、結果がともなわないショックからか、
全く記憶もメモもありません。
とにかく明日に備えようとしていたのか、この日の日記の最後には
“ 宿に帰り爆睡 ”
とだけ書かれておりました。
明日の5試合を振り返りましたら、イエロースティックマニアというチームを振り返ろうかと思います。
2011/9/10 第五日目につづく。