vol.1-10からなるバイクポロメール指南。
バイクポロ指南 ーvol.3ー
小難しい話が続きまして、、、ポロ脳がパンクしないよう、予告通りvol. 3は簡単に実践できる様な内容と練習法に特化したいと思います。
其の一:全ての練習を考えて行いましょう。
イメージを持って取り組みましょうということです。 ただ漠然とシャッフルやシュートを練習しても、 練習の為の練習にしかなりません。 具体的なゲームの状況をイメージして練習しましょう。
其の二:トラップの意識
トラップとはパスやルーズボールが自分の方へ向かって来た際に自 分がボールコントロールしたい所にコントロールすることです、 念のため。
このトラップに関して、 動いているボールを止めるというイメージで認識しているプレイヤ ーの方が多いのではないかと思いますが、 トラップとはシャッフルの一部だと考えます。ボールは球体、、、 止まることはないです。 止めようと意識してしまうと難しいものになってしまいます。 動いている自分に向かって来たボールを自分がコントロール出来る 場所へシャッフルする、そんなイメージで行ってみましょう。
其の三:シュートを枠に飛ばしましょう。
どんなに強烈なシュートを打とうとも、 枠に飛ばなければ得点が入ることはありませんし、 枠に飛ばないシュートはシュートとは呼べません。 練習としては2リットルペットボトルを置いてそれに向かってシュ ートを打ちましょう。当てることが目標です。 当てたら中のものが飲めるというようにしてシュート練習を行いま す。このとき一定の場所、打ち方、 リズムではなく変化を持たせて練習に取り組みましょう。
其の四:バイクコントロール
飛んだり跳ねたり車輪を上げてターンすることよりもまづ出来るこ とを極めましょう。
最も簡単で基本的な練習、 まづはマレット持たずに最小半径でぐるぐる回りましょう。 どれだけ車体を倒せるか、ハンドルを切れるか、速いスピードか、 ゆっくりかなど体に感覚を刻みつつ取り組んでみましょう。 慣れたと感じたらマレットを持って両手でハンドルも持って、 更にそれにも慣れたらマレットを持ちつつ片手で行いましょう。 転ぶかも、、、と思う位で取り組みましょう。。 危なければ脚やマレットをついてもかまいません、 限界を感覚でつかむのが目的です。
其の五:ボールキープ
8種類のシャッフルをマスターしましょう。 右利きのプレイヤーが右側でシャッフルをすることを順手とします 。左側でシャッフルすることを逆手とします。 順手のシャッフルの時計回りと反時計回り、 逆手の時計回りと反時計回り、これで4種類です。
これをそれぞれボールをはじくシャッフル、 ボールを擦る様に動かすシャッフル( このニュアンスが分からなければ直接聞いて下さい) で8種類です。これを各々2〜3周ミスなく回れれば十分です。 これも慣れて来たらスピードを上げたりゆっくり確実にやったり緩 急をつけたりと工夫して取り組んでみましょう。
これらのシャッフルで順手から逆手に移る際、 自転車の前輪の前をボールを通す、前後の車輪の間を通す、 後輪の後ろを通す、 の3種類の持ち替えを組み合わせて行いましょう。 ゲームの状況に応じて判断し駆使すればボールキープ出来るはずで す。
今回はこんなところです。
Tommy