2012年1月15日日曜日

指南。-vol.3-

ある女性バイクポロプレイヤーの一言により始まった、
vol.1-10からなるバイクポロメール指南。




バイクポロ指南 ーvol.3ー

小難しい話が続きまして、、、ポロ脳がパンクしないよう、予告通りvol.3は簡単に実践できる様な内容と練習法に特化したいと思います。

其の一:全ての練習を考えて行いましょう。
イメージを持って取り組みましょうということです。ただ漠然とシャッフルやシュートを練習しても、練習の為の練習にしかなりません。具体的なゲームの状況をイメージして練習しましょう。

其の二:トラップの意識
トラップとはパスやルーズボールが自分の方へ向かって来た際に自分がボールコントロールしたい所にコントロールすることです、念のため。
このトラップに関して、動いているボールを止めるというイメージで認識しているプレイヤーの方が多いのではないかと思いますが、トラップとはシャッフルの一部だと考えます。ボールは球体、、、止まることはないです。止めようと意識してしまうと難しいものになってしまいます。動いている自分に向かって来たボールを自分がコントロール出来る場所へシャッフルする、そんなイメージで行ってみましょう。

其の三:シュートを枠に飛ばしましょう。
どんなに強烈なシュートを打とうとも、枠に飛ばなければ得点が入ることはありませんし、枠に飛ばないシュートはシュートとは呼べません。練習としては2リットルペットボトルを置いてそれに向かってシュートを打ちましょう。当てることが目標です。当てたら中のものが飲めるというようにしてシュート練習を行います。このとき一定の場所、打ち方、リズムではなく変化を持たせて練習に取り組みましょう。

其の四:バイクコントロール
飛んだり跳ねたり車輪を上げてターンすることよりもまづ出来ることを極めましょう。
最も簡単で基本的な練習、まづはマレット持たずに最小半径でぐるぐる回りましょう。どれだけ車体を倒せるか、ハンドルを切れるか、速いスピードか、ゆっくりかなど体に感覚を刻みつつ取り組んでみましょう。慣れたと感じたらマレットを持って両手でハンドルも持って、更にそれにも慣れたらマレットを持ちつつ片手で行いましょう。転ぶかも、、、と思う位で取り組みましょう。。危なければ脚やマレットをついてもかまいません、限界を感覚でつかむのが目的です。

其の五:ボールキープ
8種類のシャッフルをマスターしましょう。右利きのプレイヤーが右側でシャッフルをすることを順手とします。左側でシャッフルすることを逆手とします。順手のシャッフルの時計回りと反時計回り、逆手の時計回りと反時計回り、これで4種類です。
これをそれぞれボールをはじくシャッフル、ボールを擦る様に動かすシャッフル(このニュアンスが分からなければ直接聞いて下さい)で8種類です。これを各々2〜3周ミスなく回れれば十分です。これも慣れて来たらスピードを上げたりゆっくり確実にやったり緩急をつけたりと工夫して取り組んでみましょう。
これらのシャッフルで順手から逆手に移る際、自転車の前輪の前をボールを通す、前後の車輪の間を通す、後輪の後ろを通す、の3種類の持ち替えを組み合わせて行いましょう。ゲームの状況に応じて判断し駆使すればボールキープ出来るはずです。

今回はこんなところです。

Tommy