2012年1月22日日曜日

指南。-vol.7-

ある女性バイクポロプレイヤーの一言により始まった、
vol.1-10からなるバイクポロメール指南。






バイクポロ指南 ーvol.7ー

今回のテーマは「ゴーリー」です。

ゴーリーについては、小生が語れることは余り多くありません。ゴーリーが苦手であるからです。
なのでここでは理想のゴーリー像なるものを考えたいと思います。

ー ゴーリー ー

ゴーリーはゴールに張り付くべきではないと考えます。ゲームの状況に応じて一番ゴールに近いプレイヤーがゴール前に入るのが理想です。
ゴールに入るということはコート全体が見渡せますから、全状況を把握しやすいわけです。前にいる2人のチームメイトを動かし、効率よく効果的に守れるように指示を出しましょう。
飛び出すタイミング、飛び出し方、戻るタイミング、戻り方、入るタイミング、入り方、ブロックに入るタイミング、入り方、シュートを防ぐ、コースを消す、どんな状況でも足を着かない、熱くならない、などが必要とされます。
更に、飛び出した後はバイクコントロールとボールコントロールを駆使してゴールを奪いにいく。
それがゴーリーであり、チームの要であるべきだと思います。

この意識があればゴーリーについていなくてもスムーズにゴーリーのポジションに入れるだけでなく、一番目、二番目にいるときのディフェンス力も向上するはずです。

ゴーリーの守り方の引き出しもまた、経験によるところが大きいように思います。
ゲームやシュート練習においてどれだけ考え、工夫やイメージしてシュートを防いだかでレベルアップ出来ると思います。
チームの誰もがゴーリーをこなせるのが理想だと思いますので苦手意識をもたず取り組んでみて下さい。

今回の指南は、「ゴーリーはチームの要である。理想はチーム全員が要、ゴーリーであるべき。」です。

Tommy