2012年4月25日水曜日

乙女ポロ祭


ついついマニアックな話になりがちな小生のブログですが、多少の癒しに先の2012/4/16(日)に神奈川県の湘南にある鵠沼海浜公園スケートパークにて催されたGirl's Bike Polo Festival vol.2 をお話したいと思います。

Girl's Bike Polo Festival(以下GBPF)はガールズバイクポロプレイヤーのナオピックス(本名ではありません)が発起人となり、

“女の子の女の子による女の子のためのバイクポロの大会”

をやりたい!ということで催され、今回が二回目となります。




この日は男はおまけ。隙を伺ってピックアップゲームをさせて頂く、、、といった具合です。参加ガールズプレイヤー達はピックアップゲームやベンチマイナー、個人得点などで勝ち点を奪い合い個人順位を争います。ドキ!女だらけの、、、ポロリだよ!です。






発起人でオーガナイザーのナオピックスの魅力からか、KAOSTEMさん、Bean'sさん、KUHNSさん、Rui & Aguriさん達が賛同&協賛して頂いて、大会に花を添えておりました。







当日は、東京はもとより大阪、名古屋からもガールズプレイヤーが参戦、ガールズに吸い寄せられた野郎プレイヤーも集まりました。






1位アツコ(東京/真ん中)2位アイ(出身福岡いま東京/左)3位マイ(大阪/右)が見事、熱き女の戦いを制したのでした。







そんなガールズプレイヤーの中でも小生がプレイをみていて最も感動したのはアツコ選手でした。
ぶっちぎりの1位、、、というだけでなくゲームを作ったり、得点を決めたりと、以前では考えられないような上達ぶりだったからです。
彼女は女の子のバイクポロプレイヤーの世界選手権“レディースアーミー”に参戦する為、猛練習を積んでいたのも知っていたのでなおさらです。
世界選手権でも楽しめるのではないでしょうか。


感動もつかの間、、、
アツコ選手は浮かれ、プライズのワインを飲み干し、酔うとめんどくさいランキングの殿堂入りを果たしたのでした。



そんなアツコ選手が参戦する“レディースアーミー”
2012/4/27-29 アメリカ、ケンタッキー州レキシントンで開催されます。
ぼちぼち旅立つでしょう。

がんばって!アツコ選手!

2012年4月24日火曜日

バイクコントロールのお話。

今回は、バイクポロにおけるバイクコントロールについて考えてみようかと思います。

バイクコントロールというと、、、
跳ねたり、ウィリーターンしたり、ジャックナイフターンしたり、
という派手な動きを連想しがちです。


小生もそれらをやっていて楽しいですし、見た目も派手で分かりやすいのであえて多用するときもあります。
ただそれらの派手な動きは使い方が正しいタイミングで行なわないと、シリアスなゲームではただプレイのスピードを落とす見せ技でしかなくなります。
もちろん効果的な場面はありますが。。。


バイクポロにおける最高のバイクコントロールとは、、、


“足を地面に着かない”


これに尽きると思います。

どんなにスピードが速いプレイヤーでも、アグレッシブなプレイヤーでも、
跳ねたり、ウィリーターン、ジャックナイフターンが出来ても、
足を着いたら、ゲームから消えます。
最悪の事態です。

まづは“足を地面に着かない”ことを強く意識することが肝ではないでしょうか。

いいプレイヤーは足を地面に着く数が少ないものです。
危うい場面でも自転車とマレットをうまく使い体勢を立て直していることと思います。

この“足を地面に着かない”ために日々練習している技術を駆使するわけです。
最小半径で回るとか、スピードに強弱をつけてターンするとか、どれくらい自転車を倒したときにどんなバランスになるかを感じるなど、単純で地味な練習が、、、練習というかシーンをイメージしながら遊ぶことが結果的にいい練習になるように思います。


バイクコントロールは同時にボディーコントロールだったりもします。

いわゆる派手な技はそれが出来ることでプレーの幅が広がるということもありますが、
技そのものよりも、それらをマスターする過程に知らず知らずの内に自転車と体とマレットが一体になってそれらが連動し、コントロールする技術が向上しているという点に意味があるような気がします。

あれをしよう、これをしようと頭で考えないでもゲームの状況に応じて勝手に自転車を動かしている、、、いや、自分の一部として動いているという状態が理想ではないかと思います。

小生がその域に至っているかはここでは棚に上げさせて頂きますが。