18TのFREEコグを使えば1.55...のギア比になるよ。。。」
そう声をかけてくれたのは、大阪で自転車部品を製作をされているスリックさんでした。
スリックさん自身もハードコアバイクポロプレイヤーです。
第二夜でお話させて頂きました、35Tのガード一体型のチェーンリングも製作されています。
その名も「POLO RINGUARD 35T」。。。ポロリンガードです。
その28Tバージョンとして試作されるとのことでした。
35Tバージョンの場合、PCD110のクランクを使用します。
PCDはチェーンリングの取付部分の長さですからサイズ的な限界で34Tが最小サイズの限界とされています。
この28Tバージョンはトライアル用のクランクを使用することで、28Tのチェーンリングを実現されているそうです。
「はて?」
自転車にそこまで詳しくない小生。さらにトライアル用のパーツなど知る由もありません。
なんのこっちゃい?な小生にスリックさんはやさしく説明してくれたのでした。
トライアルにはフロントフリーなるものが用いられ、クランクにねじが切られており、そこにフリーのコグの様な物を取り付け、リアには固定のコグを付ける。このクランクに関してはスクエア型のBB。
ポロリンガード28Tにはこのねじ切りされたクランクを使い、チェーンリングを固定コグの如く製作することでPCD110では限界とされている34Tより大幅に小さなチェーンリングを実現させているということでした。。。
フロントフリーコグ用のねじ切りという構造上、バックが踏めてしまうと緩んでしまうので後ろのコグはFREEのみ使用可能です。
よくわからない方はこれだけ覚えて下さい。ポロリンガード28TはFREE用と。。。
よくわからない方はこれだけ覚えて下さい。ポロリンガード28TはFREE用と。。。
ギア比の好みはプレイヤーによって様々かとは思いますが、重め、軽め、その間、、、
28T ÷ 17T = 1.64... 28T ÷ 18T = 1.55... 28T ÷ 19T = 1.47... 28T ÷ 20T = 1.4
といった具合になります。
小生は、28T ÷ 18T = 1.55... 使用しておりますが、問題なく、、、というかバッチリです。
しかもフレームに合わせてブロンズ色にして頂くという粋なはからい。
生産&販売の方向に進めば、バイクポロプレイヤーに新たな選択肢を与えてくれるのではないでしょうか。
ポロリンガード28Tが気になるバイクポロプレイヤーの皆様はスリック(SLiC)さんの同行に注目して下さい。
URL http://www.slicbike.com/