2012年4月24日火曜日

バイクコントロールのお話。

今回は、バイクポロにおけるバイクコントロールについて考えてみようかと思います。

バイクコントロールというと、、、
跳ねたり、ウィリーターンしたり、ジャックナイフターンしたり、
という派手な動きを連想しがちです。


小生もそれらをやっていて楽しいですし、見た目も派手で分かりやすいのであえて多用するときもあります。
ただそれらの派手な動きは使い方が正しいタイミングで行なわないと、シリアスなゲームではただプレイのスピードを落とす見せ技でしかなくなります。
もちろん効果的な場面はありますが。。。


バイクポロにおける最高のバイクコントロールとは、、、


“足を地面に着かない”


これに尽きると思います。

どんなにスピードが速いプレイヤーでも、アグレッシブなプレイヤーでも、
跳ねたり、ウィリーターン、ジャックナイフターンが出来ても、
足を着いたら、ゲームから消えます。
最悪の事態です。

まづは“足を地面に着かない”ことを強く意識することが肝ではないでしょうか。

いいプレイヤーは足を地面に着く数が少ないものです。
危うい場面でも自転車とマレットをうまく使い体勢を立て直していることと思います。

この“足を地面に着かない”ために日々練習している技術を駆使するわけです。
最小半径で回るとか、スピードに強弱をつけてターンするとか、どれくらい自転車を倒したときにどんなバランスになるかを感じるなど、単純で地味な練習が、、、練習というかシーンをイメージしながら遊ぶことが結果的にいい練習になるように思います。


バイクコントロールは同時にボディーコントロールだったりもします。

いわゆる派手な技はそれが出来ることでプレーの幅が広がるということもありますが、
技そのものよりも、それらをマスターする過程に知らず知らずの内に自転車と体とマレットが一体になってそれらが連動し、コントロールする技術が向上しているという点に意味があるような気がします。

あれをしよう、これをしようと頭で考えないでもゲームの状況に応じて勝手に自転車を動かしている、、、いや、自分の一部として動いているという状態が理想ではないかと思います。

小生がその域に至っているかはここでは棚に上げさせて頂きますが。